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総合職職員

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スキル、ノウハウ、人脈を生かし、
食農バリューチェーンを
構築していきたい。

木村 洋平YOHEI KIMURA
食農法人営業本部
営業企画部 戦略企画グループ
2008年入庫/経済学部卒

2006年に政府系金融機関に入社し、中小企業向け法人融資を担当。キャリアを重ねるなかで、法人融資に関してさらに高度な仕事がしたいと考え、2008年に農林中央金庫へ転職。希望どおり、さまざまな手法を駆使する大企業向け大口業務を担う。その後、2013年に関東業務部へ異動し、JAバンク東京のリテールビジネスをサポート。その後、事務企画部(2016年〜)、JAバンク業務革新部 (2018年〜)を経て、2019年より現職。

これまでのスキルやノウハウを発展させることができるか

Q.転職を考えるようになった理由は何ですか?
前職は政府系金融機関で中小企業向け融資を行っていました。在籍期間こそ2年半と短かったものの、取引先数も多く、また担当業務においてはある程度自分の裁量で自由に仕事ができたこともあり、法人向け融資に関しては若くしていろいろと経験を重ね、それなりにスキルを身に付けることもできました。ただ、ひとくちに融資といっても手法はいろいろとあり、より取引先のニーズに合った枠組みでの融資を実行したくても、前職においては組織の性質上、それがかなわないこともありました。たくさんの出会いに恵まれ、頑張る中小企業を応援でき、また頼りにもされる仕事はやりがいもあり面白くもあったのですが、法人向け融資についてもっと高度な仕事をしたいという思いが日増しに強くなっていったのも事実でした。当時、転職を志す人は今よりも少なかったのですが、現に新天地を求めてチャレンジしている人たちを目にする機会もあり、「それなら自分も機会があれば」と考えるようになったのが理由です。
Q.転職先として、農林中央金庫を選ばれた理由は何ですか?
転職先を探すうえで重視したのは、これまでに培ってきた中小企業向け融資のスキルやノウハウを発展させることができる業務に就けるか、ということでした。提案できる商品・サービスの種類は多い方がいいですし、前職では手掛けることのできなかった大企業向け融資も担当したいと考えました。当然、メガバンクも志望先のひとつであり、実際に話も聞かせてもらったのですが、私がやりたいと考える業務は早くても30代半ばを過ぎてから。しかも、希望どおりの配属とはならない可能性も多分に含まれていました。この点で、農林中央金庫は若くして大企業を担当し、さまざまな案件を担当することも可能であり、非常に魅力的な環境であると感じました。加えて、私の家系は父方の実家が農家、母方の実家も漁業関連の卸売業を営んでいたこともあり、第一次産業に深く根ざす農林中央金庫に少なからず親近感を抱いていたのも、入庫理由のひとつですね。
Q.入庫後、希望はかないましたか?
はい、希望どおりでした。入庫して最初に配属されたのが営業第五部で、私は大手製紙メーカーをはじめとする紙パルプ業界を中心に担当しました。細かな話ですが、前職だと長プラや短プラといった昔ながらの指標を使って融資することが多かったのですが、入庫してからは市場連動の資金を使ったり、上場企業の株式を持って仕事をしたり、それまでにできなかったことをいろいろと実行できたのは、自分にとってとても有意義でした。また、中小企業の見地と大企業のそれは明らかに異なり、お客様は多額の借入金を戦略的に調達したいと考えているからこそ、自分にも鋭敏な感覚、深い洞察力といったものが求められていることを肌身にしみて感じられましたし、自分に足りない知識なり技能なりをハッキリと認識することもできました。だから正直に打ち明けると、「転職は早すぎたかもしれない」「前職で、もう少し経験を積んでからでも遅くはなかった」と思うことも、少なからずありました。
Q.そのあたりは、どのようにキャッチアップされたのですか?
有価証券報告書を隅々まで読み込むことから始めました。それと各案件については、前職で経験してきた中小企業向け業務と大企業向け業務を、個別具体的に比較検討しながら知見を深めるようにしていきました。その点で、前職のキャリアはダイレクトに生きましたね。それと、とても役立ったのが各種研修や資格取得です。農林中央金庫は、そうした自己啓発に対するサポートが手厚かったので、私もフル活用させてもらいました。費用的な面もさることながら、自分が勉強したいことについてデータベースで検索すると、研修なり資格試験なりの情報が引き出せるんです。会社ぐるみで「ちゃんと勉強していこうね」という風土に、私も大いに助けられました。

30代半ばで、総合職としてさまざまなキャリアが積めた

Q.希望部署だったにもかかわらず、その後に異動されていますが、これは希望をしたものだったのですか?
はい。前職で2年半、農林中央金庫に移って4年強、間に異なる業務を挟むことなく集中して取り組むことができたため、自分なりに法人営業、法人融資について「やりきった」という満足感を得られたことが理由でした。奥深い業務ですから、もっと追求できるところもあったと思うのですが、この頃には系統組織の一員である農林中央金庫とはどういう組織なのか、JAグループはどんな可能性を秘めている存在なのかを知りたいと考えるようになっていたことも、異動を希望した理由でした。それで関東業務部に配属になりました。
Q.関東業務部では、どのような仕事をされていたのですか?
東京都の担当として、JAバンク東京のリテールビジネスをサポートすることが任務でした。貯金・貸出といったリテール業務の推進担当の人、有価証券運用担当の人、リスク管理担当の人、事務・システム担当の人など、言ってみればJAバンク東京のすべての人たちが私の業務のカウンターパートでした。たくさんの人たちと関わるなかで、JAバンク全体で取り組もうとしていることと、JAバンク東京でやりたいと考えていることにギャップもあることを知りましたが、その橋渡し役として、双方が納得するような結果を得るために働くことで、組織のダイナミズムを感じられましたし、経営の感覚も養われました。想像していた以上に面白い仕事ができましたし、法人営業・法人融資で培ったスキルやノウハウも活用できました。それに、東京で農業を営む方々とも交流を持つことができ、その最前線を理屈ではなく肌身で感じられたことは、今後のキャリアにおいても生きると感じている部分でもあります。ともあれ、ここの部署において、さまざまな人たちと仕事をさせていただいたことで、フロントオフィス以外の仕事のやりがい、働く醍醐味に興味をもったことが、次の異動につながっています。
Q.この後はどちらを希望されたのですか?
ミドル・バックオフィスです。とはいえ、事務企画部というのは想像と違っていました。何せ事務・システムというのは苦手意識の強い分野でしたから。ただ、この業務も蓋を開ければ「食わず嫌い」だったことがわかりました。私は事務企画部、JAバンク業務革新部の2部署に在籍した期間を跨いで、JAバンクの事務合理化・効率化に向けた企画立案を担当しました。JAバンクの事務手続きの見直しや、全国のJA店舗の現地調査を行い、事務効率化ソリューション導入に向けた検討を重ねていったのですが、この業務においては関東業務部での知見、人脈が生きました。
Q.うかがっていると、とても理に適ったキャリア形成ですね?
フロント、ミドル・バックと、典型的な総合職のキャリアパスではありますが、組織が自分の希望をきちんと理解してくれたからこそですし、何より30代半ばにしてそれが実現できたところに、農林中央金庫で働く大きな意味があると感じています。40代は組織の主軸。総合職として、コストをかけてしっかり鍛えてくれた会社に、これからは自分が恩返しをしていく番だと考えています。

銀行員としての総合力が試されるフィールドに、全力で挑む

Q.現在は、どのようなお仕事をされているのですか?
所属する営業企画部は、貸出などの与信業務に代表される金融面の業務を推進する一方、「日本の食を支えるリーディングバンク」を実現させるために、農林水産物の海外輸出支援などを含めた非金融サービスも推進し、付加価値を創出、提供することに取り組んでいます。なかでも私は、金融面では主に本店営業部を相手に、部門の計数目標達成に向けた融資案件の相談に対応したり、グループ会社との連携による収益機会確保に向けた検討などを行ったりしています。融資案件については、ベーシックな円貨の融資のみならず、取引先のニーズに合わせ外貨建の融資や劣後ファイナンスといった相談にも対応しています。また、非金融の取り組みとしては、全国の取引先のニーズを結びつけるビジネスマッチングや、各地のJA・信連と連携しながら、農林水産業者の所得向上や地方創生に資する案件のサポートを行っています。
Q.先ほどのお話にもあった、40代に向けての抱負を聞かせてください。
金融と非金融の2つの視点から。まず金融面においては、現部署に異動したことで営業部店の担当者と接する機会も増えたのですが、かつての私のように若く経験の浅い人たちも少なくありません。当時の私が、先輩たちからたくさんもらった助力、励ましを、今度は私が後輩たちにきちんと提供してあげたいと思っています。そして担当者とともに、さまざまな手法を駆使して貪欲に収益を稼いでいきたいと考えています。そのためにも、これまでの経験をフル活用し、営業推進資材の提供をはじめ、担当者が営業しやすくなるような環境づくりを積極的に行っていく決意です。そしてもうひとつ、非金融においては、総合職としてこれまでに培ってきたスキル、ノウハウ、人脈を総動員し、食農バリューチェーンを構築していきたいと思っています。部署においても、これまでなかった取り組みが次々と生まれているだけに、私も新たな取り組みを生み出していきたいですし、それをつなげていきたいと考えています。まさに銀行員としての総合力が試されるフィールドで、全力で挑戦していくつもりです。
Q.最後に、求職者へのメッセージをお願いします。
私のキャリアパスが示すように、農林中央金庫においては新卒採用も中途採用も、その後のキャリア形成に分け隔てはありません。また、組織をあげて変革に取り組むなかにあっては、金庫内の各プロジェクトを見渡しても、その中心を中途採用者が担っている事例は枚挙にいとまがありません。そして私自身、現部署に異動して感じているのは、当たり前だと思っていたことを見直すことから、新しい取り組みは生まれるということ。実際、自分にはない経験をしてきた中途採用の人たちとも働くことで、とても良い刺激を受けています。その意味で、別の組織でキャリアを積んだ人たちの観点は貴重です。変えていこう、変わっていこうという気運をともに高め、一緒に新たな価値創造にチャレンジしていただけたらと思っています。