『資産形成サポート
プログラム』を通じ、
ライフプランコンサル
ティングを実現させる。

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嶋田 康徳

YASUNORI SHIMADA

JAバンクリテール実践部

2011年入庫/生命環境学群生物資源学卒

PROFILE

入庫後、営業第三部に配属となり、法人営業を担当。入庫1年目にして10億円の融資案件を獲得する。
2013年、福岡支店に異動。宮崎県の系統貸出業務に従事し、肉牛哺肥育生産農家の経営改善支援などに取り組む。2016年、山口営業所に配属。県域に12あったJAをひとつにまとめる合併協議と、JAバンク山口の中期戦略協議に携わる。2018年より現部署。

資産形成、資産運用の提案活動を実践していくために

Q
今はどんなお仕事を
されているのですか?

JAバンクの施策立案と実践をサポートする部署に所属しているのですが、なかでも私は『資産形成サポートプログラム』の運営を担当しています。このプロラムは、JAの組合員や利用者に対して、資産形成や資産運用の提案活動を実践できる人材を養成することを目的としています。対象となるのは、JAバンクの営業活動を担う各JAの渉外担当者となります。

Q
そのプログラムは、
どういった内容
なのでしょうか?

従来の営業活動というのは、多様な商品を紹介しながら担当者が売りたい商品を提案する、言うなれば「商品軸」の提案でした。 しかし、これからは組合員・利用者のライフプランに寄り添い、一人ひとりに合った資産形成・運用の提案活動、即ち「提案軸」の営業が重要と考えています。そのために必要なのは「ライフプランコンサルティング」の実践であり、お客様の資産形成、資産運用にとって欠かせない投資信託も扱っていく必要があります。

しかし、投資信託は値動きのある資産ですので、それを扱うためには正しい知識と、それを誤解のないように端的に説明できるスキルが求められます。そこで本プログラムでは、必要な知識やスキルを習得のための「座学」、指導員を同行させての「実践」、現場での気付きを皆で共有する「振り返り」を繰り返しながら、約3か月間、集中的に取り組んでいくという内容となっています。

Q
ご自身は、どのように
関わっていくのですか?

全体のコーディネート役として、「実践」の様子を指導員と常に共有し現場の様子を把握したり、「振り返り」で浮き彫りとなった課題を解決するための対策をプログラムに反映させたり。 進捗を見極め、課題を明確にし、そして都度改善といった感じで、プログラム自体をブラッシュアップさせています。それともうひとつ、各JAの経営層に対しても働き掛けを行っています。

Q
それは、どういう理由に
よるものですか?

私たちは投資信託を活用した資産形成・資産運用の提案業務をJAバンクの本業にしていかなければならないと考えています。

これまでは資産形成・運用提案業務に欠かせない投資信託を適切に取り扱いうるリソースがJAバンクには不足しており、二の足を踏んでいた部分もありますが、もはや時代の要請でもあります。 それに応えていくためには、JAの経営方針、組織体制のあり方など、包括的な協議から参画していく必要があるからです。

JAバンクという巨大組織を動かしていくという仕事

Q
仕事の面白さ、
やりがいとは
何でしょうか?

私たちの仕事は、何が問題なのかを明らかにし、その対策を自ら講じて、それを全国に発信していくことが求められています。

そのため、受動的な仕事を求める人には不向きかも知れませんが、能動的な仕事を求める人には、とても刺激的な仕事です。 少なくとも私自身は、そこに面白さであったり、やりがいであったりを感じています。

Q
モチベーション
となるものは
何ですか?

担当する『資産形成サポートプログラム』の受講生から、「契約額の桁が1桁変わりました」「お客様とこれまでにない深い会話ができるようになりました」という声が届くことです。それも全国から。

私たちの取り組みは、一朝一夕に成果が表れるものではありませんが、全国津々浦々に店舗網を張り巡らすJAバンクという巨大組織を動かしていこうというもの。それを自分たちの企画力と実行力で成し遂げようとしているのだということを、現場から届く声に教えられたりすると、どこからともなく力が湧いてくるのを感じます。

Q
渉外担当者たちが生き生きと
働いているのを知れるのは、
うれしいですね。

本当に、そのとおりだと思います。商品軸から提案軸へと営業活動を変えていくことは、他の誰でもない、その人にしかできない仕事となるはずです。これは渉外担当者にとっては大きな励みとなるはずですし、それを実現してこそ、お客様である組合員の満足につながると私は信じています。

金融業界もデジタル化が進み、お客様のサービスもデジタルへとシフトしていく動きがありますが、JAバンクはFace to Faceにこだわるべきだと考えています。ライフプランコンサルティングを通じた心の通う提案活動を通じて、お客様である組合員にとって本当に満足のいく資産形成、資産運用を実現させていく。 そうやって組合員の人生の基盤を支えていくことが、農林水産業の発展に寄与することだと思うのです。

この組織には、まだ自分の知らない世界が広がっている

Q
農林中央金庫で
働く魅力を、どんな点に
見いだしていますか?

視座を高くもって仕事ができる、という点です。 現業務も、全国組織であるJAバンクの、言ってみれば舵取り役。また、私は支店時代に系統貸出業務を担当していたのですが、一般的には貸出残高こそが銀行員の行動基準とも言われるなかで、私にとってはお客様の経営のことを考えることが第一でしたし、組織からもそうした働きが求められていました。

ですから目線は、もはや経営者のそれでしたし、そうした視座が求められていると思います。こうした環境が、自分の成長を早めてくれたと実感しています。

Q
今後、どのように
キャリアを積んでいきたいと
考えていますか?

当面は、お客様に本当に満足いただける資産形成、資産運用の提案ができるような施策、サポートというものを、これからも考え、実行していきたいと思っています。

そして、その後についてですが、この組織にはまだ私の知らない世界が広がっているようなので、自分の色は持たずに、また違うセクション、違う部署で、新しい発見であったり、新しい経験であったりを、積んでいきたいと思っています。

Q
その広い世界は、
これから入庫される方にも
期待してもらって
いいですか?

もちろんです。さらに言わせてもらうなら、農林中央金庫はもっとも変革が遅れている業界と言われる、金融業と第一次産業の両方にまたがっています。

そのため、日々の業務のあり方から顧客に対する付加価値の出し方まで、ゼロベースで見直し、変革に取り組んでいる最中です。こうした局面を楽しめる方は、ぜひ志望していただきたいです。

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