教育研修について

EDUCATION FIELD

Education

いきいきと活躍できる
職場を目指す

農林中央金庫では、「食農ビジネス」「リテールビジネス」「投資ビジネス」「コーポレート」という4つの幅広い業務フィールドを、わずか約3,500名の職員で運営しています。この事業の推進を担う総合職の役割と責任は、非常に大きなものがあります。そのため、私たちは一人ひとりが農林水産業の発展に寄与するという使命感を持ちながら、金融の第一線でプロフェッショナルとして活躍できる人材の育成のために、充実した能力開発プログラムを整備しています。

新入職員研修・
サポート制度

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Training & Support

農林中央金庫では、新人職員の育成のために多様な研修や制度を整備して、一人ひとりの成長を強力にサポートしています。受入研修をはじめとした集合研修で社会人としての基礎能力の向上や意識の醸成を図りながら、仕事に必要な知識やスキルは日々の現場におけるOJTで学んでいただきます。

新入職員研修(一部抜粋)
受入研修会

受入研修は、入庫後の新入職員全員が現場に配属される前に、一堂に会して行われる集合研修です。この研修は、農林中央金庫の理念や歴史から各部門の業務内容まで当金庫の理解促進を図りながら、金融業務の基本知識をはじめ文書作成や電話対応といった基本的なスキルやビジネスマナーを学ぶことで「農林中央金庫の職員として」、そして「社会人として」の基礎をしっかり固めることを大きな目的としています。また、数日間を共に過ごすことで、同期内での絆を強くするという側面も持つ重要な研修です。

受入研修会
JA現地研修

JA現地研修は、農林水産業を存立基盤とする農林中央金庫ならではの研修で、新入職員が入庫年の7月から9月の間の約2週間を現地で学ぶものです。その内容は、JA店舗での金融業務から農業指導や農産物の出荷・販売、ガソリンスタンド、福祉事業等々、JAの幅広い業務を経験します。また、実際に農家を訪問して農作業を体験するのも大きな特徴です。農林水産業やJA業務に直接触れることで、系統組織の一員としての自覚を養い、農林中央金庫で働くことの意義・使命感をあらためて認識することを目的としています。

JA現地研修
サポート制度研修(一部抜粋)
指導係(シスター・ブラザー)制度

新入職員が円滑に職場に入り成長できるよう、先輩職員が6か月という期間にわたって、マンツーマンでサポートする制度です。この制度の下では数字の書き方や電話の応対、実際の事務処理に至るまで、時にはロールプレイングなども交えながら身につけます。また、日々の業務や定期的な振り返りを先輩社員とともに行うため、できることやこれから必要なことをしっかりと認識しながら成長していくことができます。

メンター制度

若手職員に対し、経験豊富な先輩社員が相談役となり、さまざまなアドバイスを行っています。

メンター制度
フレッシャーズノート

新入職員全員に配布されるノートで、ここに教わった仕事や職場生活で感じたことなどを書きとめるものです。職場への配属から3か月間、毎日記載するため、報告の仕方や目標の管理方法が身につくと同時に、自分の成長を実感することもできます。また、定期的に指導係の先輩社員や上司からのアドバイスもノートに書き込まれます。コミュニケーションツールとしての役割もあり、一日も早く職場生活に溶け込むことを応援する一環として農林中央金庫で20年以上も続く伝統のある取り組みです。

グローバル
人材育成

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Global

グローバルな機関投資家として世界を舞台に投資ビジネスを行う農林中央金庫では、グローバルに活躍できる人材の育成に注力しています。早朝、業後、休日などに実施している外国人ネイティブ講師によるマンツーマンビジネス英会話レッスンから、海外支店での勤務を行うトレーニー制度や、MBA、ロースクールへの留学制度等、語学力の養成から高度なビジネススキル育成まで、幅広いプログラムを整備しています。

研修・制度の紹介(一部抜粋)
海外支店トレーニー制度

農林中央金庫は、ニューヨーク、ロンドン、シンガポールの3つの支店において、海外勤務を体験する海外支店トレーニー制度を導入しています。派遣期間は1年程度で、現地では為替業務や融資業務、証券業務などを担当します。この制度は、若手職員が実際の海外勤務を通じて語学力や国際感覚を養うことを目的としています。

海外支店トレーニー制度
海外留学

農林中央金庫では、業務のグローバル化にともない海外留学制度を拡充しており、ビジネススクール、ロースクール等に職員を派遣しています。派遣者は公募により、論文や面接などの選考を経て決まりますが、特定の専門知識の習得のために派遣される場合もあります。インタラクティブな英語コミュニケーション能力はもとより、専門知識の習得、国際感覚の養成、思考の幅の拡大など、金庫の業務だけでは得がたい経験による能力開発を狙いとした制度です。

海外支店トレーニー制度

キャリア研修

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Career

農林中央金庫は「金融の円滑を図り、農林水産業の発展に貢献する」という唯一無二の使命を持つ民間の金融機関です。そのため私たちのキャリア研修では、金融の第一線で活躍するための多様なプログラムに加えて、存立基盤である農林水産業に貢献するという目的のために独自のカリキュラムが整備されています。

研修・制度の紹介(一部抜粋)
キャリア開発研修会

キャリア開発研修会は、入庫後1年、5年、10年という節目のタイミングで行われる研修です。ここでは能力・適性を振り返り、その後のキャリアデザインを明確にすることを目的としています。1年目で実施される研修では、1年間で身につけた基本知識を再確認するとともに、気持ちを新たに今後の自分のキャリアデザインについて、あらためて考える重要な機会です。

金庫ビジネススクール

金庫ビジネススクールとは、若手・中堅職員を対象とした研修です。座学では、生産管理・ファイナンス・マーケティング・経営戦略などの経営知識を学び、実習では国内または海外の実際の企業・工場に赴き現地研修を行います。特に実習は、1週間程度の本格的なコンサルティング演習で、最終日には企業の経営層・幹部に研修成果をプレゼンテーションします。 この研修は、40年以上の歴史を誇る農林中央金庫独自の研修プログラムです。

系統組織理解への取り組み

農林中央金庫では、系統組織の有識者に講演をしていただき、私たちの原点を再認識する場を積極的に設けています。その中で系統組織が抱える問題や農林中央金庫に期待することなどをお聞きし、日々の業務に活かしています。また定期的に行うeラーニングで農林水産業の知識向上や定着を図っています。働く上での明確な目的や意味を持つ農林中央金庫にとって重要な取り組みの一つです。

系統組織理解への取り組み

研修プログラム
一覧

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Program

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