職員一人ひとりの
新たな挑戦を支え、
農林中央金庫の未来を
形づくっていく。

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CORPORATE

木下 彩

AYA KINOSHITA

人事部

2012年入庫/人間科学部卒

PROFILE

入庫後、営業第二部総合事務班に配属、総務業務や営業実務融資補助などを担う。わずか入庫3か月で新人にして総務主担当となり、自らが派遣社員の指導も行った。2016年6月より、人事部人材育成班に異動。研修事務や留学生派遣事務などを中心に、人材育成にかかる事務全般を担う。現在は、研修の司会進行役も務め、自らの職域を拡大し続けている。

組織を変えるために、働く人の意識を変える仕事

Q
今はどんなお仕事を
されているのですか?

所属する人材育成班は、職員一人ひとりと向き合い、それぞれの成長をサポートすることを任務としています。 そのなかで私は研修事務対応と、外部研修や海外への職員派遣事務を担当しています。前者においては、研修生宛ての通知や経費精算といった、どちらかというと裏方の仕事がメインでしたが、今は研修の事務局員として司会進行業務も少しずつ任せてもらえるようになりました。

また、後者においては語学勉強の経費精算や各種手続きなどを通じて、渡航から帰国までをサポートしています。

Q
そのような業務を
進めていくうえで、
大切なこととは
何でしょうか?

業務の目的を理解し、それを成功させるためには何が必要かを考え、その準備をきちんとすることだと考えています。 たとえば、司会進行業務にしても、研修内容をきちんと理解するだけでなく、その研修が何を目的としているのかも理解します。また、研修生に伝える際の話し方や表情も、その任務の重要ポイントと考え、準備するようにしています。

Q
そこまでする理由は、
どんな点に
あるのでしょうか?

司会進行役である私の言葉ひとつ、表情ひとつで、研修生の研修に対するモチベーションも少なからず変わると思うからです。 研修というのは、従来と同じ内容では今までと同じキャリア形成となり、結局は今までと変わらない農林中央金庫になってしまいます。当庫は創立100周年を迎えることを機に、次の100年に向けて大きく変わろうとしています。

組織が変わるためには、そこで働く人が変わらなければなりません。そうした思いが投影された研修内容となっている以上、そこをきちんと伝え、研修生にも共感いただくことが、その研修を成功へと導く第一歩になると私は考えています。

採用活動停止が続くなか、農林中央金庫だけは違った

Q
人事部のお仕事は、
ご自身の希望ですか?

そうです。私は大学で心理学を専攻し、就職するからにはその知識を生かし、その人の気持ちに寄り添い、その人の背中をそっと押してあげる、そんな「頑張る人を支える」サポート役の仕事がしたいと思っていました。

ですので、総合職よりは事務職の方が、そのような働き方を全うできると考え、自ずと就職活動ではいわゆる一般職採用にも力を入れる金融機関に目が向くようになりました。そして私が望む仕事をストレートに行えるのは、人事部の仕事だろうと考えていました。

Q
農林中央金庫に
入庫を決めた理由は
何だったんですか?

そもそもの話でいうと、金融機関に勤めていた父からの勧めもあり、農林中央金庫に興味を持つようになりました。 農林水産業をサポートする一員になれたら、自分自身も成長できるのではと期待し、志望するようになりました。実は私が就職活動を始めた矢先に、東日本大震災が起きたのですが、震災の影響でどの企業からも採用活動停止の連絡が相次ぐなか、農林中央金庫だけは次回面接日の連絡がありました。

そのときの「何ごとにも負けない気持ち」「一人ひとりへの真摯な対応」に心を打たれ、入庫を決めました。

Q
実際に
入庫してみての印象は
どうでしたか?

そのときに抱いた私の感情、感覚に間違いはありませんでした。 周囲への気遣いや思いやり、他者にも手を差し伸べられる温かみと強さ。これは紛れもなく当庫の美徳であり、長所であると思います。とりわけ人事部に来て思うのは、本当に人を大事にする組織であるということ。

福利厚生の充実ぶりは他の企業に勝るとも劣らないと感じていますが、それを生み出しているのも職員への気遣いであり、その先にいるご家族への思いやり。その結果、産休・育休明けの女性職員の復職率は極めて高いですし、男性職員の育休取得率も年々向上しています。間違いなく、男女関係なく働きやすい職場だと思います。

Q
農林中央金庫の仕事の
魅力、特徴については、
どう考えていますか?

さまざまな業務を経験することができる金融機関としては、唯一無二だと思っています。 私の経歴で言えば、営業第二部では一般企業への融資補助を経験し、金融機関の事務を学ぶだけではなく、各企業が日本経済に与える影響力を知ることができました。そして人事部では、農林中央金庫そのものを支える役割を担い、対顧客ではなく職員一人ひとりと向き合い、サポートする愉しさを知りました。

このように異なる部門の、異なる職務を経験できるため、つねに広い視野をもって業務に従事できることは、農林中央金庫で働く大きな魅力だと感じています。

地域職の活躍の場を開拓していく、その先駆者を目指して

Q
今後の目標、
思い描いている将来像を
教えてください。

先ほどもお話ししましたが、創立100周年を迎えることを機に、農林中央金庫は大きく変わるべく、各現場でさまざまなチャレンジが行われています。

私としては、そうした一人ひとりの新たな挑戦をサポートできる人材へと成長し続けたいと思っています。そのためにも、自分自身の対応能力そのものをレベルアップしていくことが今後の目標ですし、地域職の活躍の場を開拓していく、その先駆者になれればと思っています。

Q
最後に就職活動を進める
学生の皆さんに、メッセージを
お願いします。

自分の知らない世界に飛び込むことはすごく不安なことだと思います。私も学生時代は、将来のことを考えると不安で、たくさん悩みました。

しかし、その悩んだ時間があったからこそ、新しい世界に飛び込むことができ、今、自信をもって仕事に取り組めています。どんな経験も自分の糧となっていきますので、失敗を恐れずに、新しい挑戦をしてみてください。そして最後に農林中央金庫についてもお話しさせていただくと、学生の皆さんにとっては全貌のつかみにくい金融機関だと思っています。現に私がそうでした。

でも、そこにこそ、当庫の可能性があると今は理解しています。「農林水産業を支える金融機関」であるという大義から外れない限り、その業務は無限大。これからの農林水産業を大いに盛り立て、この国の未来に貢献していきたいという人たちと一緒に働けることを、私も心から楽しみにしています。

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