活力あふれるJA
実現を通じて、
過疎化や高齢化が進む地域の
暮らしをしっかり守りたい。

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エキスパート職

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ビジネスエキスパート職

CORPORATE

池脇 里奈

RINA IKEWAKI

高松支店

2016年入庫 教育学部卒

PROFILE

生まれも育ちも香川、進学した大学も県内。ずっと地方で暮らし、農家である祖母の姿を通じて田舎の暮らしを見てきたからこそ、農林水産業の重要性を実感し、その発展に大きく貢献できると入庫した。総務班で、経費や各種報告物のとりまとめ、福利厚生面のサポートなどに従事した後、2019年より業務第一班で現業務に携わる。休日は同僚や上司とゴルフを楽しんでいるが、コロナ禍が収束したら趣味の野球観戦も再開したいと考えている。

農林水産業を守ることは、地域の暮らしを守ること

Q
就職先として、
農林中央金庫を
選んだ理由は何ですか?

祖母が農家だったこともあり、第一次産業に貢献できる仕事に就きたいと思っていました。祖母の姿を通じて、地方における農林水産業の重要性と、それを支えることが地域の暮らしを維持していくために必要不可欠であることを実感してきたからです。そのなかで先輩から紹介されたのが農林中央金庫でした。

農林水産業の発展を使命とする組織であるという点だけでも魅力的でしたが、実際に企業研究やOG訪問をしていくなかで、こんなにも温かく誠実な人たちと日本の農林水産業の発展に携わることができる職場はほかにないと確信し、入庫を決めました。

Q
入庫してからは、
どのような仕事を
してきましたか?

入庫後、配属されたのは総務班でした。支店の運営サポートという感じで、支店の経費処理だったり、支店職員に対する福利厚生面での支援や、報告物のとりまとめなどを行ったのですが、最初にこの業務に就けたことは私にとって幸運でした。

それというのも業務を通じて、支店のほぼすべての職員と関わることができ、そこから関係性が生まれていったからです。いろいろな班の人たちと仲よくなれただけでも仕事が楽しくなりましたが、今後のキャリアを考えたとき、こうした社内人脈はどの部署に異動しようとも業務を進めるうえでの大きな力となります。それだけに、関係を早くから築けたこと、またそうした人脈を構築するプロセスを支店内で体験できたことが、現業務にもダイレクトに生きていると感じています。

Q
今はどんなお仕事を
されているのですか?

JAが信用事業を円滑に行えるようサポートしています。現在、主に進めている業務は、JAの業務効率化サポート、JA店舗への事務指導、JAからの相談・照会対応、農業貸出やローンの実績検討会資料の作成などです。

業務内容が幅広く、専門性も高いので、ひと通りの業務ができるようになるまで苦労しましたが、担当業務を徐々に広げていくなかで、JAからも頼られるようになってきたと感じています。相談にスムーズに対応できて感謝されたときは、うれしくなります。

JAの店舗統廃合を推し進めるための業務効率化サポート

Q
JAでは今、どのような
課題に取り組んで
いるのですか?

これは香川県内に限らずですが、JAでは現在、店舗の統廃合を進めています。人を本店に集中させて専門性を備えた人材を育成することで、よりよいサービスを提供するためですが、これを推し進めるためには業務効率化が欠かせません。私も農林中央金庫の立場からそのサポートには力を入れて取り組んでいます。

たとえば、そのひとつがネットバンクの推進ですね。ウェブサイト上でお客様の都合の良い時間帯に、お客様自身のスマートフォンなどで手続きが行われれば、その分のJA窓口担当者の事務が省略化されます。同時にお客様も、手続きのために来店せずにすみますので、その普及に力を注いでいます。

Q
JA店舗への事務指導も、
業務効率化の
一環ですか?

こちらは日常的な業務で、月に3〜4回の頻度で各店舗に足を運んでいるのですが、もちろん業務効率化は重要な指導ポイントであると理解しています。お客様対応から始まる一連の事務フローは適切か、目詰まりを起こしているところはないか、ほかにも顕在化している課題はないか、といったことをモニタリングするのですが、それも正確、かつ迅速な事務を行うことを目指していくという点では、業務効率化の実現につながるものだと考えています。

ただ、こうした取り組みも、決して一方向で行っているわけではないんです。私のもうひとつの業務であるJAからの相談・照会対応では、JAの各担当者たちから「JAバンクとして、こういう取り組みはできないか」「ここのやり方を、こういうふうに変更できないか」といった建設的な意見も多く寄せられます。そこで私も現場の意見として本店所管部に伝え、それが新しい施策なりルールなりとなって現場にフィードバックされるという点で、まさに双方向、当庫とJAが一緒になってサービス品質向上を目指しています。

Q
JAの人たちもモチベーション高く、
業務に取り組んでいるのが
伝わります。

店舗にいる人たちは皆、ポジティブだし前向きです。前部署で支店内人脈を構築したように、現部署ではJA内人脈を日々構築しているところですが、会う人、会う人が情熱を持って仕事に取り組んでいますので、私もその情熱に引っ張られて「よし、頑張ろう!」という気持ちにさせられます。

田舎にある店舗で事務指導をしていたりすると、「お店を閉めないで」「寂しくなるわ」といったお客様の声が聞こえてくるんですね。JAの各現場を担う人たちの頑張りによって、JAが地域に根付き愛されていることを実感するだけに、私としても店舗の統廃合はすごく心が痛みます。だからこそ、それを補って余りあるサービスを生み出すことで、どんなに過疎化や高齢化が進んでも、地域の暮らしをしっかりと守っていける、そんなJAの実現に私も大きく貢献したいって思うんです。

これほど農林水産業の発展に直接的に携われる組織はない

Q
今後、どのような取り組みを
進めていきたいと
考えていますか?

JAにおける業効率化を、JAや信連とともに私も一緒にやっていきたい。現状はサポート係ですが、ゆくゆくは現場にいる人たちと一緒の感度でやっていきたい。そうしてJAという総合事業体に深く関わり、その活動を強力に後押ししていきたい。そう思っています。

田舎において総合事業体であるJA、そしてJAグループの存在は、社会基盤そのものです。そのサービスがなければ地域の暮らしが成り立たない。店舗の統廃合は、地域を見捨てることではなく、全体最適を図ったうえで今まで以上のサービスを提供するための第一歩なんです。

業務効率化は、目的ではなく手段。経営資源も限られるなかで、効率化を推し進めることで時間を生み出し、人手を生み出し、それを「使いやすいJA」「暮らしを守るJA」の実現へとつなげていく。そうして過疎化や高齢化が進む地域においても、自分たちの役割、使命をきちんと全うしていきたい。その思いをJAやJAグループの人たちは共有しているから、私もその輪に加わり貢献していきたい。そういう気持ちでいっぱいです。

Q
農林中央金庫だかこらこそ
できる仕事が、そこには
あるわけですね?

地方の田舎において農業は暮らしそのものです。祖母の暮らしや、その地域の人たちの暮らしを見ているとわかります。それは林業や漁業にも当てはまることで、第一次産業の衰退は地域の暮らしの消滅を意味します。

こうしたなかで農林中央金庫が果たすべき役割、その責務は重大だと思っています。裏を返せば、これほどの使命感をもって日本の農林水産業の発展に直接的に携われる組織は、ほかにないと実感しています。企画だけでなく、その実行において、農業協同組合、漁業協同組合、森林組合を通じ、全国津々浦々にまで影響力を行使することができます。

当然、私たちには農業、漁業、林業と幅広い分野における高い見識が求められますので、日々勉強が必要です。でも、それが地域の暮らし、地方の暮らし、ひいては日本の暮らしを守ることに役立ち、自分や家族、友人や知人、そして日本の人たちの「食」を豊かにすることに役立つと思えば、熱も入るし、楽しいです。

Q
今後のキャリアプランに
ついては、どのように
考えていますか?

私自身、地域職として入庫しましたが、地域職も総合職と変わらず、幅広い分野で活躍できるのだということを実感しながら働いてきました。ですので、職種の違いにとらわれることなく、私も総合職の人たちと同様にさまざまな業務を経験しながら、農業、漁業、林業に関する知識を蓄え、見識を高め、社内外に人脈を築き、第一次産業の発展に大きく貢献できる人材になりたいと考えています。

最終的には先ほどお話したように、総合事業体であるJAに深く関わり、さまざまな事業や活動を強力にサポートしながら、JAを盛り立てていきたい。そして活力あふれるJAの実現を通じて、地方の田舎に暮らすおじいちゃん、おばあちゃんたちの生活もしっかりと守っていける、そういう仕事をしていきたいと思っています。

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