基幹システム変更にともなう、
新たな事務の検討をはじめ、
顧客対応などを担う。

職員紹介

PEOPLE JOBS

ビジネス
エキスパート職

職員紹介

PEOPLE JOBS

ビジネスエキスパート職

CORPORATE

海老澤 紗江

SAE EBISAWA

事務企画部

2015年入庫 家政学部卒

PROFILE

入庫後、事務企画部に配属され、総務管理班(現・企画総務班)で農林債発行にかかる事務を担う。2017年7月に兼務の形で勘定系プロジェクト班において勘定系システム再構築にかかる事務検討に従事するようになり、2018年3月からは同班専属となり今日に至る。2020年9月に無事、システムは稼働を迎え、現在は顕在化している課題対応や顧客からの照会対応、マニュアル作成などを進める。最近はプライベートでゴルフを始めた。

背伸びをするより、身の丈に合った働き方をしたいと考えた

Q
就職先として
農林中央金庫を
選ばれた理由は
何ですか?

大学の先輩の多くが保険会社に勤務していて、働くイメージがつかみやすかったこともあり、当初は保険会社を中心に就職活動を進めていました。そうしたなか、母校の学内セミナーで農林中央金庫の説明会に出席したことをきっかけに、農林水産業を支えるという明確な使命に魅力を感じて、興味を持つようになりました。

最終的には、保険会社からも総合職として内定をもらったのですが、背伸びをして働くよりも、身の丈にあった働き方をした方が、自分にとってはワーク・ライフ・バランスも保ちやすく、ライフイベントを経ても長く働くことができると考え、地域職として応募した当庫を選びました。

背中を押したのは、他の金融機関では感じられなかった当庫のアットホームな雰囲気でした。「ここでなら自分らしく働ける」と思えたことが、入庫の一番の理由ですね。

Q
入庫後は
どのような
仕事がしたいと
考えましたか?

窓口業務や営業事務のような仕事をしていけたらと思っていたのですが、配属先の仕事内容もその働き方も、私の想定外でした(笑)。

最初の配属先では、当庫が発行する「農林債」に関する一連の事務を担当したのですが、ある程度は型が決まったルーティンワークではあったものの、自分で稟議を起案して関係部署、そして最終的には役員の決裁をもらうという業務を担当しました。また、発行する債券の内容に関しては、農水省や財務省といった主務省に報告する必要があるのですが、その報告物の作成も私の仕事でした。

折しも、当庫としてもペーパーレス化を推し進めていた時期で、電子稟議、電子決裁へと変えていくにあたり、一連の業務フローを見直すことも私が担当することに。上司からも「事務を作っていく立場だと考えた方がいいよ」と言われ、総合職と同じ働き方が求められていることを自覚し、仕事に対する考え方が大きく変わりました。

Q
その後は、
どのようなお仕事を
されてきたのですか?

農林債発行にかかる事務を担当していた際に、「ちょっと打ち合わせに参加してみない?」と上司から声をかけられ、当庫のビッグプロジェクトとしてスタートしていた「勘定系システム」を更改する案件の打ち合わせに参加させてもらいました。

そのときは、まさか自分がプロジェクトメンバーにアサインされるとは思ってもいなかったのですが、これを機にプロジェクトメンバーの一員となり、今日に至っています。

ビッグプロジェクトにおいて「財形貯蓄」にかかる事務検討を担当

Q
プロジェクトでは
どのような
お仕事を担当されて
いるのですが?

「勘定系システム」というのは、多様な銀行業務を一元的に管理する基幹システムなのですが、そのなかで私は「財形貯蓄」にかかる事務検討を担当しています。

旧システムが事務に合わせて作られたオーダーメイドのシステムであるのに対し、新しいシステムはパッケージシステムであることから、事務をシステムに合わせて変えていく必要がありました。

新システムは、端末の入力画面や出力される帳票など、あらゆるものが変更になります。よって、まずは「財形貯蓄」にかかる事務の設計から着手したのですが、具体的にはシステムの仕様書を見ながら仮の事務を作り、「財形貯蓄」の実務を担うNBS(農中ビジネスサポート)の人たちにチェックしてもらい、その意見を反映しながら再び事務を作り直す、という作業を繰り返していきました。

この過程で、事務が立ち行かなくなるようなところがあれば、そこは事務を変えるのではなく、システムを変えてもらう方向でNIC(農中情報システム)の人たちと調整することで、最終形へと近づけていきました。

Q
事務設計の後は、
どのようなことに
取り組まれたのですか?

部店向けの研修です。私たちが設計した事務フローを説明し、実際に実機を操作してもらいながら部店の担当者たちに勉強してもらったのですが、同時に私たちも部店の担当者たちから意見をもらうことで、設計した事務を見直す勉強の場としました。

そしてここまでは、新システムのなかの一部である「財形貯蓄」にかかる事務設計として進めていきましたが、その後は銀行業務にかかるあらゆる事務を練習する場として、週末を利用した1日がかりの営業店テストを4〜5回、行いました。

これは本番さながらの状態でシミュレーションをしていくもので、端末を立ち上げるところからはじめ、想定されるあらゆる取引を再現し、実際に実機を操作することで帳票も出して、最後にお金を合わせて締めるところまでを確認していきました。

テストの初期の頃は、現場を担う人たちも不慣れな状況の中で混乱し、初歩的なところで躓いたり訂正しようとしたらさらに間違えたり、ということが続き、私たちも拠点がある豊洲のオフィスで待機していたのですが、部店から問い合わせが入る度に慌てて右往左往するという感じでした。
でも、ここで失敗を重ねたからこそ、新システム本稼働の日は、私たちも拍子抜けするほど順調な滑り出しを迎えることができました。

Q
稼働を見届けての
率直な感想は?

当初はゴールデンウイーク明けの2020年5月に稼働予定だったのですが、新型コロナウイルスの影響で4か月延期になりました。その時点で、私は約3年半にわたりプロジェクトに関わってきた計算になるのですが、思っていた以上にプレッシャーを感じていたようで、ようやくここで形になったという感慨と安堵感で、気持ち的にはかなり楽になりましたね。

いずれにしても本プロジェクトは、私にとって貴重な経験になりました。印象に残ったのはお客様対応です。実は今も「財形貯蓄」にかかるお客様への連絡や、お客様からの照会には私が対応しています。それというのも、システム更改を機に「財形貯蓄」は運用商品を「債券」から「定期預金」に変更することになり、お客様への影響もあるからです。

私たちのような間接部門の職員は、なかなかお客様と直接お話をする機会がないだけに、「ご丁寧にありがとう」「大変だね、ご苦労様」といったたったひと言が、これほどにうれしく、やりがいを感じるものなのかと、実感しているところでもあります。

今はもう少し欲を出して働いてみようと思い直している

Q
仕事のやりがいを、
どんな点に
見いだしていますか?

正直なところ、財形貯蓄のことも、それにかかる事務も、ましてやシステムのこともわからず、わからないことだらけの状況からのスタートでした。そんな私がこのプロジェクトでもそれなりの役目を果たせたのは、先輩や上司、NICやNBSの人たちと、チームで仕事ができたからだと思っています。

子会社を含めて農林中央金庫の人たちは、苦しいとき、挫けそうになったときには必ず助けてくれます。単に助力してくれるだけでなく、「いつもと少し様子が違うから」「困ったらいつでも相談に来て」と声をかけてくれるなど、つねに周囲に対し目配り、気配りができる人たちが多いんです。だから私も本プロジェクトでも安心して、わからないなりにも「自分ができる範囲で頑張ろう!」という前向きな気持ちで業務に臨むことができました。

仕事内容もさることながら、こうした仲間、こうした環境で働けること自体が、私にとっての仕事のやりがいであり、面白さ、楽しさなんだと、実感しています。

Q
最後に今後の抱負を
聞かせてください。

新システムは無事に稼働しましたが、まだまだ改善の余地も残されていますので、そこは引き続き緊張感を持って業務にあたっていきたいです。また、事務を設計する際の資料が、ブラッシュアップされて研修資料となりました。今後はこの研修資料にさらに磨きをかけ、誰が見てもわかりやすいマニュアルへと仕上げていきたいと思っています。

そして、思いもよらずこのプロジェクトに携わることができましたが、実際に担当したことで「自分が求めていた仕事かもしれない」と感じています。「身の丈に合った仕事を」と思って地域職を選びましたが、当庫は年次や職種を問わず、当人のやる気と実力次第で、いかようにもキャリアを開拓できる職場環境だけに、今はもう少し欲を出して働いてみようと思い直しています。これからも仕事を選ばず、いろいろな業務を経験することで、自分のスキルを磨いていきたいです。

PEOPLE & JOBS

PREV

INDEX

NEXT