MAYU
事務の仕組みをつくり
JA窓口の業務効率化を促進。
河野 真佑
JAバンク企画推進部 金融サービスグループ指定証券班
(現在は秘書室に所属)
2010年入庫 文学部卒
JAバンクの金融商品や広告の企画を担う
全国の各市町村にあるJAと、都道府県のJA信農連、農林中央金庫は、JAバンクという金融グループを形成し、一体的な信用事業を行っています。
JAバンク企画推進部は、この信用事業の中枢として、全国のJAバンクで提供される金融商品の企画・推進や広告企画などを担当している部門です。部内には、金融商品全体の戦略立案をする班や、商品・分野ごとの企画を行う班があります。
投資信託や国債に関する事務企画
JAバンクの投資信託や国債を担当する金融サービスグループ指定証券班で、事務企画に携わっています。JAの窓口担当者がお客様に商品を販売する際の事務的な仕組みづくりをすることが私の役割です。
私のもとには各都道府県のJAを所管するJA信農連などから、現行の事務手続きに関する質問や要望が日常的に寄せられます。これらの声を取りまとめて取捨選択し、上司とともに、より効率的で確実な窓口業務を実現するためのマニュアルを作ることが、中心的な仕事となります。事務手続きの変更は、通常年1回ですが、法律改正があった場合にも随時対応しています。
Q. 印象深い経験は?
A. 初めての事務改正と全国の照会対応事務企画の担当になった直後、法改正に伴って、お客様のご本人確認を厳格化するという事務手続きの改正に携わりました。
新しい仕組みが導入されると、全国のJA信農連から問い合わせが相次ぎます。この時も多い日で30件、お客様への対応方法や書類の記入方法などに関する照会がありました。その一つひとつにお答えするなかで、自分の言葉がどれほど多くの方に影響を及ぼすかを実感。仕事に対する責任感が増しました。
Q. 就活生に送りたいメッセージは?
A. 視野を広く。悩んだ時は周囲の人に相談を私が農林中央金庫を選んだのは、他の銀行にはない仕事内容にやりがいを感じたこと、出会った皆さんの人柄に惹かれたことが理由です。今も先輩や後輩に恵まれて、仕事も大変充実しており、農林中央金庫に入って良かったと思っています。
けれども、就職活動を始めたころはメーカーを志望。就職活動を進めるなか、思うように結果がでなかったことから、自分に合っている職種を両親に相談するなどして一から考え直し、金融に方向転換したのです。このような経験から、学生の皆さんには、最初から的を絞り込まず、視野を広げて活動することをおすすめします。また、行き詰った時は友達に会うことも救いになるので、今ある絆を大切にしていただきたいと思います。
ONE DAY
1日のスケジュール
8:30
出社
8:30〜8:50
本日の準備
パソコンを立ち上げてメールチェック。仕事の資料を出し、本日の準備をする。
8:50〜11:30
マニュアル作成の補助・照会対応
施行される法律の内容と現在の事務手続きを照合して、改正すべきポイントをチェック。上司の指示に従って新しい事務マニュアルの作成をサポートする。業務時間中はJA信農連などからの電話照会も多数。事務制度や商品概要などに関する質問に丁寧に対応していく。
11:30〜12:30
昼食
28階の休憩室で、部署の女性たちとおしゃべりしながら楽しくランチ。
12:30〜17:10
マニュアル作成の補助・照会対応
午前に引き続き、上司とともにマニュアル作成を行いながらJA信農連の電話照会に対応。
17:10
帰宅
毎週月曜~水曜は業後の予定を入れずにまっすぐ帰宅。
木曜・金曜は学生時代の友人たちと食事に出かけることが多い。