KAORI
貸出事務を通じて
営業担当者をサポート。
有島 香織
営業第四部 総合事務班
2007年入庫 家政学部栄養学科卒
必要とされる資金を工面すること
営業第四部は、主に食品関係の企業に対するコーポレート融資を行っています。お取引先の企業風土や事業動向を踏まえたうえで、日々の営業活動を通じて資金需要をいち早く補足し、必要とされる資金を工面することによって、お取引先の事業をサポートし、金庫の収益にもつなげる、Win-Winのビジネスを進めます。
補佐役として貸出事務を進める
融資の稟議や実行にかかる多様な事務手続きを通じて、営業担当者の補佐役を務めることが、私の仕事です。
営業担当者が起案する融資案件の稟議については、契約書と照らし合わせて問題がないかを確認します。また、裁可された融資案件については、必要書類を用意し、取引先にご記入いただいたあとは、記載内容に不備がないかを確認します。そのため、ときには私が直接お取引先に出向き、必要書類の授受を行うこともあります。こうして書類が整ったら、入金オペレーションを行う本店業務部に回付し、融資実行後は返済期日の管理をしていくことが業務となります。
心掛けていることは、営業担当者との意思疎通をしっかりと図り、気持ちよく仕事ができる環境を整えることで、時宜にかなった営業活動の実現を支援していくことです。
Q. プライベートの過ごし方は?
A. 食事と買い物、そしてテーマパーク週末に限らず平日も、仕事のあとのプライベートタイムは、友人と食事やショッピングを楽しんでいます。よく行く街は、有楽町や新橋、そして銀座。憧れだった「丸の内OL」を満喫しています。驚かれるかも知れませんが、終業後に有名テーマパークに行くこともしばしば。年間パスポートを持っている友人たちとの恒例行事みたいなもので、実は入庫以来、ずっと続けていることなんです。
たとえ平日であっても、終業後にこうした楽しい時間をもつことは、日々の生活にオンとオフのメリハリをもたらし、業務に対する集中力も高まると感じています。
Q. 就活生に送りたいメッセージは?
A. 「やりたくないこと」を考える就職活動を進めるにあたって、私は自分の「やりたいこと」を見つけるために、生活や仕事において譲れないこと、もっと言ってしまえば、「やりたくないこと」を考えることから始めました。「やりたいこと」を見つけるのはすごく難しいと感じましたが、「やりたくないこと」を考えるのは案外すんなりとできました。
「やりたいこと」と「やりたくないこと」は表裏一体。結果として、長く仕事を続けていくうえで大切な、自分のこだわりや強みも浮き彫りとなっていくと思うのでオススメです。
ONE DAY
1日のスケジュール
6:00
起床
身仕度を整え、朝食を摂って家を出る。通勤時間は1時間強。
8:30〜8:50
業務開始にあたっての準備
メールをチェックし、連絡事項を確認。続いて自分用にエクセルでメモをしている期日管理表をチェックし、優先事項を確認。その後、事務処理書類を準備して、仕事開始。
8:50〜12:00
貸出事務
事務処理書類のうち、当日期限のもの、優先度の高いものから着手。規定に基づく指示書を作成し、本店業務部へと書類を回す。
12:00〜13:00
昼食
金融機関の事務処理は正確性と迅速性が求められるだけに、休憩時間は空腹を満たすだけでなく、緊張を和らげる貴重な時間。
13:00〜14:00
必要書類の手配・発送
融資にかかる契約書などの必要書類を手配・発送する。
14:00〜15:00
関連部署に報告
進行中の融資案件について、関連部署に事前に連絡を入れておくことで、以後の進行がスムーズとなる環境を整えておく。
15:00〜16:00
翌日以降の準備
午前中の事務処理が早く終わったので、翌日以降に予定されていた事務処理を進める。直前の慌ただしい手続きはミスも生じやすくなるため、少しでも前倒しで進めることにより時間的余裕を作り出しておく。
16:00〜17:30
締め作業
未処理書類を確認して管理簿へと記入。それを上司と再確認し、業務終了。
17:30
退社
ふだんは同僚と飲みに行ったり、有楽町でショッピングしたり。ちなみに今日は、テーマパークへ行く仲間と食事。次はいつ行くか、その日程調整も兼ねて。